s9使用構築-リザバナコータス[最終25位]
①導入
s9ダブルレートにて、最終25位という結果を残せたので、紹介したいと思います。
②構築経緯
まず、有名な並びである、
先発 +、
後発 +
の、いわゆる天地魔闘スタン並びからスタート。
ただそれだと、裏から出てくる、、等のDMアタッカー飛行ポケモンや、が倒された後の等、なら有利なのに、やでは不利な相手が多く、従来の、を使い捨てて、裏ので絞める動きが通りにくい事に気が付きました。
そこで、を選出しつつ、も通せば良いのでは?」と思い、の持ち物をからに変更し、トリル下ので、に有利な相手をで倒し、最後にに有利な相手をで倒すプランに変更しました。
残りの2匹は、初手でを落とさせない為に、指で相手の技を吸えて、ミラーに強いと、
と相性が良く、対やミラーでも活躍出来るを採用し、構築が完成しました。
以下、個別解説。
③個別解説
性格:勇敢
特性:すなおこし
持ち物:弱点保険
努力値:H252 A252 B4
実数値:207-204-131-×-120-59 (最遅個体)
HA極振り
S最遅
いわなだれ/うっぷんばらし/ばかぢから/まもる
この構築のエース。
サマヨのじならしで、弱点保険やうっぷんばらしの火力2倍条件を自発的に起動出来るのが強く、特に後者の火力は凄まじく、DM状態並の火力が出るので、裏にダイマ権を残せるのもかなり強かったです。
選出したら必ず仕事をしていき、ほぼ全ての試合で活躍してくれたこの構築のMVPです。
(選出率1位)
性格:呑気
特性:おみとおし
持ち物:しんかのきせき
努力値:H252 B92 D164
実数値:147-90-178-×-171-27 (最遅個体)
B:A172DMドラパルトの珠ダイホロウを最高乱数以外確定耐え
D:余り
1発耐えてくれれば良いので、Bを最低限に抑えつつ、残りをDに回した。
ナイトヘッドで相手の耐久調整を崩し、トリルじならしでバンギをサポートするのが役割です。
サイドチェンジについてですが、不利対面を捲れたり、両縛りの状態を作られにくいようにする為にも、この技は欲しいです。この技のお陰で捲った試合もかなり多いので、必須だと思っています。
(選出率2位)
性格:冷静
特性:ひでり
持ち物:もくたん
努力値:H252 C252 D4
実数値:177-×-160-150-91-22 (最遅個体)
HC極振り
S最遅
ふんか/しっとのほのお/ボディプレス/まもる
トリル下で制圧する為に、最大火力の噴火は確定。
しっとのほのおは、ねっぷうの方が強いけど、外しが怖い為、命中安定のこちらを採用。
ボディプレスは、主にバンギとガエンに対して撃ちました。
威嚇もバクアも捨て台詞も無視して火力を出せるのが滅茶苦茶強かった。
最初はボディプレスの火力を少しでも上げる為にBC特化で使っていたが、特殊技を何も耐えられなくなってしまったことと、結局Hに回した方が物理技のダメージも少ない割合で抑えられるので、HCに落ち着きました。
(選出率3位)
(巨大個体)
性格:臆病
特性:ようりょくそ
持ち物:たつじんのおび
努力値:C252 S252 B4
実数値:155-×-104-152-120-145
CS極振り
晴れ状態でS+1エスバ抜き
相手のエスバや最速キッス意識の最速個体。
ヘドロばくだんとだいちのちからは確定。
最初はリーフストームを採用していたのですが、そもそも詰めの役割である以上、どうせこいつが殴ってる時には裏に誰も居ないし、ベンタツの威力を少しでも上げれて、非DM状態で威力が20も違うことから、ハードプラントの方が強みが多いと感じた。
眠り粉(催眠技)はDMの1番の弱点だとまで思っているので、相手の先発ダイマに対して初手で当てただけで勝ち確定まで持っていった試合も少なくなかったです。
また、この構築だと、バンギにDM切って、残りをバナやコータスで掃除することが多く、DMする場合でも、ダイウォールになれるので、抜こうと思ったことは1度もないです。
また、不利な対面でも当てれば有利になる事が多く、何度もこの技に救われました。
守るの強みはDM終了後のギャラドスに勝てるようになるぐらいしかないし、そもそもギャラドスはバンギで見ている相手なので不採用。
(選出率同率4位)
性格:控えめ
特性:はりきり
持ち物:するどいつめ (ピントレンズ)
努力値:116-×-28-156-4-204
実数値:175-×-119-176-136-126
HB:DM時珠ドリュウズのダイスチル乱数上2つ切って耐え。
A172DMドラパルトの珠ダイホロウ+テラキオンのダブルダメ岩雪崩確定耐え。
S:+1状態でエスバ抜き
トリルのサポート役にもアタッカーにもなれる器用なポケモン。
この指を覚えることもあり、ヘイトを集めやすいので、生き残り易いように守るを採用。
熱風も採用したかったが、どの技も切れなかったため、渋々不採用に。
(選出率同率4位)
(巨大個体)
性格:臆病
特性:サンパワー
持ち物:いのちのたま
努力値:C252 S252 H4
実数値:154-×-93-98-161-105-167
CS:極振り
ねっぷう/エアスラッシュ/ねっさのだいち/まもる
補完枠ということもあり、最後に入ってきたポケモン。
バナコータスの苦手な、エスバに有利でイエブリに対しても晴れ熱風で大ダメージを負わせることが出来、バンギの苦手なゴリラの選出抑制にもなった。
最初はウーラオスを採用していたが、結局エスバが重く、ゴリラにバンギと一緒に貫かれてしまうため、上記の理由に加え、バナコーミラーにも強いリザードンを採用。選出率は低かったけど、選出した試合はしっかりと活躍してくれたため、何も問題無かった。
(選出率6位)
④ 基本選出
その1
先発:+
後発:+
バナ即引きバンギトリルから、じならし弱点保険起動する選出です。
この選出は強みが1番多く、バンギが通っているならそのままバンギにDM切って勝ちだし、バナが通っていれば、バンギやコータスで削ったボロボロの相手をトリル終了後バナで全て倒す。
バンギが落ちた時に、トリルが続いていれば上からコータスで更に圧をかけれるし、終わっていても、バナで上からビートダウンすれば良いだけなので、一生上から殴れます。
また、バナとバンギは縦の相性が良く、バナの弱点である飛行、エスパー、炎技をバンギが半減以下で受けれて、バンギに飛んできて欲しくない格闘と水はバナが半減で受けれて、地面はそもそもバナが有利なので、引くか守ってくれます。
上記の理由から、バナ引きバンギトリルが決まりやすかったです。
これが1番多い選出でした。
その2
先発:+
後発:+
相手の並びを見て、バンギかコータスを通せば勝てると思った場合や、サマヨが1ターン目に落ちてしまう可能性が高い相手の場合にこの選出をしてました。
指で相手の技を吸って、サマヨトリルから、バンギかコータスを通していく選出です。
⑤まとめ+感想
いかがだったでしょうか?ガン不利という対面も無く、キツイ対面でも眠り粉やサイドチェンジでワンチャン掴みに行けて、勝ちを拾いやすい構築なのも良かったです。
また、目標だったレート2000は行けなかったものの、前期から使っていて、かなり自信のある構築なので、結果を残せて嬉しいです。
また、ご不明な点や質問等があれば、お気軽にどうぞ!
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